
英語で表記された日本語の単語を見かけることが多くなりましたが、KARATEもそのひとつ。日本発祥のスポーツ「空手」は、世界各国で人気の武道として親しまれており、カナダでも各都市に道場があるほど。今年3月、トロントで開催されたKarate Canada National Championships(全カナダ空手道選手権大会)でベスト8という輝かしい成績を残した高瀬さんに、空手の魅力を伺いました。

空手をはじめたのは大学1年生のときでした。動機は単純で、その当時K-1(空手やキックボクシングなどの打撃系格闘技を統合して最強格闘者を決めるイベント)が流行っていて、回し蹴りをやってみたいと思ったからです(笑)。サークルで週4回ほど練習していました。それから10年以上空手を続けていますが、やはり空手をしないと調子が悪くなりますね。
-高瀬さんにとって空手の魅力とは?
空手は、終わりがないところが魅力です。組み手にしても、型にしても、分かりやすい基準や完璧という最終形がないので、自分に厳しくなればいくらでも突き詰められます。また、現在は指導員としてもカルガリーの道場「Calgary Gojukai」で子供たちに空手を教えているのですが、教える立場になって改めて自分の型をチェックし直したりと、学ぶことが多いですね。
また道場での人のつながりも魅力のひとつだと思います。日本ではもちろん、カナダでも空手をすることで仲間がたくさんできました。カナダで空手を習っている人は、映画『ベストキッド』に影響された方が多いようで、親日家も多いんですよ。
-Karate Canada National Championshipsでベスト8とはすごいですよね。
今まで日本では県民大会に出場したことはありあすが、全国大会出場はなかったので、とてもうれしかったです。アルバータ州のチームに入って練習に参加しての全国大会でしたので、学ぶことがたくさんありました。これからカナダに英語を学びにくる人には、ぜひ今まで日本で自分が経験していたことを、カナダでも続けてほしいですね。仲間を広げるいいきっかけになると思います。

<取材を終えて>
インタビューを依頼した際のメールの対応や、インタビュー当日の高瀬さんは、とても礼儀が正しく丁寧で、こちらまで襟を正す思いでした。高瀬さんは、今年の9月で日本帰国が決まっているそうなのですが、今後は日本にて、ますますご活躍されることを楽しみにしています。(取材・プロフィール写真撮影:Y)